プチリタイヤ親父の暇つぶし

毎日仕事に行くわけではないので、空いた時間に散歩に行き行った場所に関した事を書く

灘五郷について調べました。

沢の鶴資料館に行ってきたので、灘五郷について調べてみようと思います。基本的にはネットの情報を漁って書き込むだけです。

 

灘五郷とは兵庫県の神戸市灘区から西宮にかけての浜手のエリアにある日本有数の酒造地域です。元々上方(関西)の酒造りは池田や伊丹が中心だったようですが、今では灘五郷のエリアが中心になっています。大手の酒造メーカーもこのエリアの酒蔵が元になっているところが多いみたいです。

阪神淡路大震災以前だと白壁土蔵造りや赤煉瓦の酒蔵が多くあったそうですが、多くが倒壊してしまったそうです、またそのまま廃業に追い込まれたり大手の系列に入ったりした中小の酒蔵も多かったみたいです。

 

神戸市側には灘区から東灘区にかけて西郷、御影郷、魚崎郷という三つの地区があります。

西宮市は西宮郷今津郷の二つのエリアになります。

それぞれの郷には以下の酒蔵があります。これらの酒蔵中には今回見学した沢の鶴資料館のように資料館や記念館を公開しているところもあるので行ってみようと思います。

西郷 金杯・沢の鶴・富久娘

御影郷 白鶴・菊正宗・剣菱・戎面・福寿・泉酒造・大黒政宗興南

魚先郷 千代田蔵・松竹梅・浜福鶴・櫻政宗

西宮郷 日本盛・灘自慢・喜一・金鷹・白鷹・灘一・賽娘・島美人・徳若

今津郷 大関・扇政宗  

 

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灘五郷案内板

 

灘五郷が酒造りの中心になった理由は以下の三つです。

①大量消費地の江戸へ運ぶ際に船が使いやすい。灘と言うのはウィキペディアによると沖合で波が荒く、潮流が速くて航海が困難な場所指す言葉だそうです。航海が困難ななため逆に周辺に避難のための港が発達しているところが多い。従って酒を積み込むことができる港が多かった。

②六甲山系からとれる湧き水の質が良い、いわゆる宮水というやつです。また流れの速い川が多くあるので水車を使った米の加工がやりやすい。

③六甲山を越えた周辺地域に良質な酒米に産地が多い上に全国から米が集まる大阪にも近い

 

以上ですがネット情報を漁ってまとめたものなので間違っていたらごめんなさい。

 

www.nta.go.jp

 

www.nadagogo.ne.jp