ブログのネタも尽きてきたので基本に戻ります。
神戸の旧居留地とは明治の開国時に神戸港を開港することになり、外国人が居住するエリアとして北野村を選定したのですが、天皇の座す京都に近い場所に外国人居留地を作ることに難色を示すグループとの調整に時間がかかり開港に間に合わなくなり、苦肉の策で生田川から湊川の間の六甲山の麓までを外国人と日本人が一緒に住んでも良い地域に指定したのがはじまりだそうです
山を城壁として川と海を堀とした地域に外国人を押し込めることにしたと言うことですね。判断が遅くて行き当たりばったりの対応をする。さすが今の日本政府の前身たる明治政府です。最も神戸にとってはそれが良い方向にはまったみたいで大いに発展するわけですが、これも日本的です。
旧居留地の歴史については自分なんかよりも詳しい方が多いと思いますのでこれぐらいにしておきます。
写真は枚数が多いのでそれっぽいものを一枚
実際に旧居留地を回ってみます。
神戸に越してきた頃に当日小学生だった息子が学校で旧居留地を回ると言う行事に風邪か何かで参加できず、学校としては休んでいたので家で調べてプリントを埋めて出してくださいと言うことでしたが、息子が気にしていたので日曜日に二人で学校の冊子に沿って回って以来です。
当時の学校の冊子は当然残っていないので今回は、旧居留地の公式ホームページに載っていた地図に沿って廻ります。
今回は旧居留地のオフィシャルサイトのエリアマップでアルファベットで表示されている、レトロビルと史跡を巡りました。
JR三ノ宮駅の西口出口から出てAからOまでの十五箇所を回って所要時間と歩数を測ります。Aから順番にと思ったのですがエリアマップでJR三ノ宮駅に近いところから回って行きます。
- 124番の碑(O)
- 日本真珠会館(J)
- 108番近藤商会(N)
- チャータードビル(I)
- 神港ビルヂング(G)
- 神戸市立博物館(H)
- 居留地の下水道(M)
- 旧神戸居留地15番館(F)
- 居留地内門柱(L)
- 商船三井ビルディング(E)
- ショップ神戸海岸ビル(C)
- あいおいニッセイ同和損保神戸ビル(D)
- 旧居留地38番館(A)
- ニッケビル(B)
- 旧三菱銀行柱頭(K)
以上の順番で十五箇所を、回ってきました。
掛かった時間と歩数は以下の通りです。
- 所要時間:59分
- 歩数:4856歩


現役のビルが多いんですよね
改修されて外側だけ昔のままで中身は現在風になっているものや、書き割りみたいな状態で一部だけ残して普通のビルに建て替わっているものなど色々ありますが、旧居留地のレトロビルは殆どと言うか全部が現役で使用されています。


後は史跡として壁の一部や下水道の一部などが残されているものなどもあります。知らずにみたら何かわからないものや、建物のデザインの一部として見過ごしてしまいそうなものもあります。
時間も歩数も最短を目指したのですが筋を間違えたりしてぐるぐる回りましたので実際はもう少し短い時間で回れると思います。