プチリタイヤ親父の暇つぶし

毎日仕事に行くわけではないので、空いた時間に散歩に行き行った場所に関した事を書く

ロードス島戦記の新作を読みました

 若い頃にシリーズで読んでいたロードス島戦記の新刊が12年ぶりに発売になったので懐かしさから購入しました。

 新作の発売から二ヶ月経っているので、作品の感想については少々ネタバレにならなっても大丈夫だと思い書いてみます。勿論出来るだけネタバレは避けるように注意はするつもりですが本の感想は書き慣れていないのでやってしまうかもしれませんがご了承願います。

 小説としては最近は小説家になろう系の作品ばかり読んでいたのでプロの作品はやっぱり読みやすいと思いました。しかし、物語としては、ディードリッドを探す使命を受けた主人公が彼女を探す旅をする話が一巻のメインだと思っていたのですがそうではなかったですね簡単に見つけ出したとは言いませんがメインという程でもなかったかと思います。

 また、ディードリットの立ち位置も思っていたのと違っていました。自分的には旧作のウォートや大ニースのように現場には出ずに主人公を導く役回りになると思っていましたが違っていました。確かに彼女の人間に換算した年齢的には旧作のレイリアぐらいになると思うのでウォートや大ニース的な役割はまだ無理なのかもしれませんし仕方がないのかもと思います。

 それともう一つは主人公のパーティーが女性ばかりなのが気になりました。最近の流行りなんだと思いますが旧作の場合は主人公のパーティーは男性比率が高いが年齢はばらけていたと思いますが、新作のパーティーは年齢もばらけていない上に女性比率が高いような気がしました。

 それから群像劇を目指しているせいか主人公が他のキャラに完全に食われているような気がしました。

 その辺は気になりましたが話自体は割と旧作の雰囲気も出ていた気もしますし面白かったです。

 

 ロードス島戦記はリプレイから入りその後ソードワールドリプレイを読み短編集やルールブックまで購入して、友人を誘ってゲームをやろうとして相手にされなかったけど、弟にそのルールブックなどを使って友人とゲームをして面白かったと自慢されて悔しい思いをしたと言う事もありかなり思い出のある作品だったので多分続刊も購入すると思います。