阪神御影駅について
今更ですがいつもウォーキングの出発点に使っている阪神御影駅について少し紹介します。
阪神電鉄の六甲山観光の拠点となる駅のため普通列車と直通特急が停車します。なぜが急行は止まりません。その為引っ越してまもない頃は大阪から帰るときに急行に乗ってしまい御影で降りることができす神戸三宮から引き返すなんてことをよくやりました。
この駅は六甲山観光の他には灘五郷の御影郷の酒蔵見学にいく場合は菊正宗以外はこの駅が最寄駅になります。実際には別駅の方が近い所もありますが普通列車しか止まらない駅が多いしタクシー乗り場もない駅になるので観光の利便性を考えるとここになります。
駅前は阪神バスのロータリーと御影工業高校跡地に立っている御影クラッセという商業施設と、神功皇后の三韓征伐の伝説にある沢の井の泉があります。御影と言う地名の語源もこの伝説になります。
伝説の沢の井の泉ですが整備されて周囲をコンクリートで固められて、しかも頭上を阪神電車の高架が屋根のよう走っているため、一見防火用水の池に見えますが由来などを記載した碑はちゃんと建てられています。
ちなみ御影の地名の由来は神功皇后がその姿(影)を沢の井の泉に映して身支度を整えたことに由来するそうです。
上の写真は少し前の様子になります。現在は工事をしていて池の様子を見ることはできないので以前に撮った写真を使いました。
阪急電鉄にも御影駅はありますがこちらはかなり山手になり、二つの駅の間を歩けば30分ぐらいかかります。阪急電鉄の六甲山観光の拠点は六甲駅になるのでこの駅は普通列車しか止まらない駅になります。
しかし、この駅の山手側はかつては高級住宅街として有名な芦屋の六麓荘以上の高級住宅街だったそうで今もかなりのお屋敷が残っているそうです。